2008年から奈良県御所市で有機農業を営む。  御所市僧堂113-2    営業日 土曜   10:00~17:00     冬季休業11月~3月    Email matunagahatake @goo.jp          ℡090-2929-2958
by matsunagahatake
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子供たちに残すもの
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夏野菜の植え付けがほぼ終わる。

肥料を撒いて、畝を立てて、ビニールマルチを張って、穴をあけて、植え付け。
この時期は早く出来る野菜、葉物を植え付けながら、長期的に出来る野菜、果菜類が同時にやらなくてはいけないので、一気に忙しくなる。おまけに草刈りを合間にしなければいけない。気付けば農繁期に入っていて追い回されていると言う感覚。

今年は、作業を分散する為に、トマト、キュウリ、モロヘイヤ、ツルムラサキ、エンサイ、オクラを2回、3回に分けて播いて、5月に集中するのを避けた。と言っても、4月の長雨が効いて結局集中するのだけど、何時もよりは丁寧に進んでいるように思う。
どれだけ計画的にと思っても天候次第で作業の進み具合が決まるので、晴れの日にどれだけ効率よく、タイミング良く、進めるかが露地栽培でのポイントになる。ようは「ひたすら晴れの日は作業をしろ」ということだが晴れが続くと疲労も溜まってくる・・・。
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野菜セット定期便という農業形態は常に10種類ぐらいの野菜を貯蔵も含めて必要な量を確保しなければいけない。
その為には、ある程度予定通りに作業を進めなければ途中で野菜がないということになる。当然、台風や大雨、雨が降らない、獣害などで被害を受けたり、作業が遅れたりすることは良くある。
それらも含め、天気の週間予報を見て短期的な計画と、2カ月3カ月先の作業が集中しないような中期的な計画、1年間の計画、2年3年後の作付の長期的な計画が頭にある。農業はのんびり農作業をしているようだけど販売も含めて、考えることが多い。付け加えて私には販売所のこともある。

8年目、何となくサイクルが出来て来て考えずに身体が覚え勝手に動くところが増えるから他のことを考える余裕が出来てきたとも言える。
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ただ何をするにしても、農家としての暮らし方から一貫性を何時も考えている。
農作業は仕事としてではなく、日々の行い、暮らしとして。農作物の販売は商売としてではなく日々の暮らしの延長線上であって食を担うと言うこと。
販売所は経営としてではなく、来てくださる方が農作物以外の暮らしの必需品を身近な人が作りそれを共有し、より暮らしが豊かになること。

これから、まつなが畑、販売所で起こることは10年後を見越して今すべきこととして考えている。それは、今の時点では余りにも未熟で不完全なものだけど、10年掛けて何ものかになればと思って。もちろん途中、農業で言う台風が来るように挫折する時が来るかもしれない。
何をするにも最低10年。そう思うと人生短いなぁって。
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「子供たちに何かを残す」と言うのは小手先では出来ないような気がしている。
農作業をするという日々の暮らしが基本に、社会という大きな世界観とどうリンクして持続していく物にしていくか?
喜び、怒り、哀しみ、楽しみ。
日常という中に、必ず存在する光と闇。

全てをひっくるめて次へと渡すのだけど、例えば今必要なこと、1年後必要なこと、10年後必要なこと、50年後必要なこと、100年後必要なことはそれぞれ違う。
今理解されることと、100年後理解されることがこの世の中には存在すると言うことだが、どこを見て今を生きるか?は「子供たちに残すもの」という視点で考えたい。
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珈琲フィルターを折って広げて重ねる手伝いをする息子。

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ランチのご予約承っています。
販売所の営業は、今年は土曜日のみになっております。
営業時間:10時~17時
お問い合わせ:メール
matunagahatake@goo.jp 090-2929-2958(松永)

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by matsunagahatake | 2015-05-20 04:18 | 日記
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