2008年から奈良県御所市で有機農業を営む。  御所市僧堂113-2    営業日 土曜   10:00~17:00     冬季休業11月~3月    Email matunagahatake @goo.jp          ℡090-2929-2958
by matsunagahatake
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ネギ
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子供たちが休みの日は作業の傍ら遊んでいることが多い。作業をしていると突然、嫁さんが「クスクス」と笑う。
ふと見ると草を丁寧に植えている・・。

この日の作業は白ネギの植え付け。
ネギは雑草の影も嫌うというぐらい、雑草の中では育たない作物。
唯一?除草を徹底的にする。

それで、親のほうの出来栄えは。
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今年はリーキ、下仁田ネギ、分結ネギ。
一本ネギは5センチ間隔に植えるのが面倒でやめた。

ネギはF1種という交配させた種を使っていない。
在来種と言われる昔からある品種は病気に弱く、柔らかいから、見た目は悪いが味がとても良い。

よその畑を見てもピンっと立っていたら大体F1種。我が家の畑は?というと風に吹かれただけでダラリと折れている。
見た目よりも味を私は選ぶ。

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リーキも作り続けている野菜。
フランス語ではポワロー、日本では西洋ネギ。
日本のネギと違いとにかく固い。煮込み用だ。

日本のネギの価値は柔らかさや香りで決まるが、西洋ねぎは穏やかな香りで、しっかり煮込めば良い味が出てくる。

同じネギでも用途は全く違うから面白い。


これから除草と土寄せをして収穫は11月から。
多品目はやっぱり面白い。
自分たちの暮らしと農業は一体化している。これが商売として出来るのだから有難い。

後は続くかが問題だが・・。

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販売所では滋光会の無農薬大豆、国内産小麦、天日塩出作った醤油を販売しています。2年以上熟成させた、香、味共に濃厚な美味しい醤油。

しょっつるは秋田からハタハタと塩だけで作った魚醤。こちらも販売しています。
野菜料理が多い我が家では動物性の調味料はとても重宝する。
汁もの、炒め物、パスタに何でもいける。開けてから1年ぐらいするとまた美味しくなっていくから面白い。我が家では外せない調味料。





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by matsunagahatake | 2014-06-25 00:16 | 日記
農業とピクルス
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今年のナス。
この地域に多い白絹病という病気が大発生している。どんどん枯れてほぼ一畝全滅する勢い。
残りのナスもアブラムシ被害で厳しい。

これだけ大発生したのは初めての事。
この病気は未熟有機物に繁殖する為、有機農家には厄介もの。今年は堆肥を入れたのが失敗だったか?有機農家では土づくりが大切だと言うが、その方法を間違えると大きな被害を被ることになる。

ナスは二月に温床に種を播いて、出来るのは6月中ごろから。
途中、害虫被害で獲れなくなるが秋ナスが再び出来るから、長期戦になる野菜なのだが、こんな初期に無くなるのは困ったもの。


有機栽培のリスクと言えば当然だが、農家としてこれでは収入にならないし、枯れて行くのを見守ると言うことしかできない辛さは精神状態を揺るがす。
余裕があれば受け入れられるのだが・・・。

どれだけ周りの人に「有機農業は必要だ」と言われても「もう辞めたい」と思うことは毎年のようにある。
これから先、何か先行きがある訳でもなく、年を取ると共に転職は難しくなる。
年金も払っていなければ、子どもに何かを残してやると言うことも出来ない。
奈良のような山間地の農家はどこも厳しいだろう。

休み明け、私は色々なものを犠牲にしながら農業を続けることを決めた。
だが、それも多くの人の協力と理解が無ければ続かない。そんな危うさの上に私たちは立っている。

今、やっている全ての事は着実というより、悪あがきに過ぎない。

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ピクルス用キュウリが取れ始める。
毎年作っているのだが、在来種の為、病気に弱く作りにくい。
だが、このキュウリのピクルスは格別でディルと共に我が家では外せない野菜だ。

今日は販売所でピクルスを漬ける。

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キュウリ、玉ねぎ、ニンニク、ディル、ローリエ、ブラックペッパー、ハラペーニョを押し込む。
ブラックペッパーと調味料以外は全て栽培したもの。

ディルはキュウリのピクルスに最高に合う。

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ピクルス液を流し込み、脱気する。
これで1年以上食べられる。嬉しい。

カフェのオープンサンドの付け合わせにも出せる。
これでタルタルソースも最高に美味しい。

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液が余ったので、ハラペーニョのピクルスと人参、玉ねぎのピクルスも作っておく。

保存食作りも、こうして販売所がオープンして時間をかけて作れるようになった。
暮らしを紡ぐ販売所は物、時間、労働、全てを通して暮らしを紡いでいく場所のように思う。

決して利益優先の場では無く、ここに携わる人、利用するお客様、全ての人において暮らしを紡いでいく。
そんな感覚がここを訪れる人と共有できればと思う。


農業という業をしていても、利益以外の部分で暮らしが整うということ、保存食があると言うことはどこか安心感がある。
農業は厳しいし、社会の中で先行きの不安もあるが、一つずつ積み木を積み上げるかのように暮らしと密着してやっていきたい。

一度崩れても積み上げることはできるかな。


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by matsunagahatake | 2014-06-14 02:43 | 日記
人の繋がり

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暮らしを紡ぐネットワークの実体って何だろう?
2年前に始まったこのネットワークは何時も何かを求めながら、でも雲を掴むような・・求めるものが見えていても実感として手のひらに感覚があるような物ではなかった。
そして今も。

何故この販売所が皆の協力のもとにオープン出来て皆と協力しながら営業出来るのか?

例えば「このネットワークを解散します。」と言っても、「暮らしを紡ぐ販売所」と言わずに「まつなが畑販売所」にしても、恐らく何も変わらないだろう。
それは、仕組みや組織があるから繋がっているのではなく、何か特別な目標があるのではなく、人と人が当たり前の人付き合いのように、友人関係のように繋がっているからだろうと思う。

それぞれが自分たちが必要として必要とされている関係。
お互いが助け合って何かをするということ、つまり共同は日々の暮らしの中に、ごく当たり前に存在するものだろう。
それがこの販売所という場所を生み、私たちの暮らしを紡いでいく。

時代はどんどん変わって、私たち自身もまた常に変化している。
繋がり方もソーシャルネットワークの割合が大きくなってきた。
そんな中、顔を合わせて話すと言う一番シンプルで当たり前な繋がり方を大切にしてきた。

しかし、販売所を共同的に経営する中で集まりという場を設けることが難しくなっている。
スタッフはこの場所に月1回以上足を運ぶことが可能だろうか?

大きな壁は距離だ。

その時、私たちを繋げるのは信頼やお互いを想い合う意識。
意識は時間と距離を越える。

ここに集う仲間をどう繋げていくかが私の役割。
最近メーリングリストをようやく立ち上げた。ただ必要事項の連絡として使用するという制限をつけている。

時代の変化の中で、顔を合わすと言うことを基本に意識によっての繋がりを試みたい。
顔を合わすことが少なくても、情報が少なくても、お互い想い合えば人は繋がりあえると私は確信している。
その上でソーシャルネットワークも上手く使っていければとも思うが・・。



上の写真は今販売所のカフェで出しているまつなが畑で採れた無農薬イチゴのイチゴシェイク。


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先日、息子の友達が遊びに来たとき女の子二人に手伝ってもらってニンニクの皮を剥いた。これ結構時間が掛かる。
息子は「めんどくさ~い」と手伝ってくれなかったけど・・・。農家の息子らしく育っています。
助かりました!ありがとう!




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by matsunagahatake | 2014-06-04 01:50 | 日記
6月営業日とスタッフのご案内

6月14日(土)はお休みさせていただきます。

今月の営業日とスタッフのご案内です。
まつなが畑は全ての日に販売所にいます。
その他のスタッフの予定です。予告なく変更することがあります。ご了承ください。

第一金曜 6日わっかのぱんや 和(パン販売)
第一土曜7日早緒理さん
第二金曜13日booka
第二土曜14日お休み
第三金曜20日ははのて
第三土曜21日
第四金曜27日booka
第四土曜28日 色とリズム


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by matsunagahatake | 2014-06-04 01:11 | 今月の営業日とスタッフのご案内
草木染め
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シガセイサクショ(草木染め)

志賀さんは御所市の隣街、葛城市に山を持っていて、そこで取れる草木で染物をされています。
裁縫がとても上手な方で、かばん、服を縫い、染物までされています。
バリエーションが豊富です。
販売所では今、手ぬぐい、服、かばん、抱き枕、布ナプキンを販売しています。

販売所で使っているエプロンも志賀さんに作ってもらいました。
今は生成りですが、そのうち色が変わるかも?






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色とリズム(草木染め)

野菜セットの古いお客さん。私たちと長いお付き合いさせてもらっています。
シュタイナー幼稚園で働きだして、さらに素敵な活動をされるようになりました。
そんな色とリズムさんの生き方が映し出されているかのように色鮮やかな草木染めです。

全ては時間の積み重ねの結果、そのような美しさがあります。
是非ストールをお手に取ってください。
虹染めもとても素敵ですよ。








同じ草木染めでも作り手の想いや、生き方が違えば当然違う物になります。
必然としてその人から生まれてくるのでしょう。
お二人の草木染が並ぶとそれがよくがわかります。

心こめて作られたものを通して作り手の想いは使い手にどう届くでしょうか?

それは、私たち使い手の想いや、生き方、暮らし方によって違います。
一つの草木染めを通して日々の暮らしに何を意識するのか?
その使い手のそれぞれの想いが、作り手と使い手を繋げ、育み、お互いの暮らしを紡いでいきます。

生きる為に必ず必要な衣・食・住。
日々の暮らしの中に、ふと作り手に想いを馳せる。
そんな、意識がこの社会に溢れれば、
それはきっと人を豊かにしてくれるでしょう。

私たち作り手の意識は時間と距離を越え、どこまででも続いていきます。

作り手も使い手も共に暮らしを作って行く、それが暮らしを紡ぐです。







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by matsunagahatake | 2014-06-01 22:30 | 販売所の商品紹介