2008年から奈良県御所市で有機農業を営む。 御所市僧堂113-2 営業日 土曜 10:00~17:00 冬季休業11月~3月 Email matunagahatake @goo.jp ℡090-2929-2958
by matsunagahatake
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人は愚かで罪深く、残酷。 他者の責任を問うことは簡単だが、自ら責任を負うことは難しい。 誰もが悪くないこの世界で、お金を持つこと、奇麗な服をきること、高級な車に乗ることの後ろめたさは感じないだろうか? もし悪人がこの世に存在するならばそれは自分自身だろう。 原爆以来の集団的な被爆に対して国は賠償問題の為に偽装と戦いを続けるだろう。我が国民に対して。 子供に放射能を浴びせさせてしまった責任は?東電、政府?GE、アメリカ?それとも私たち大人? 今も現在進行形のこの問題は解決の方向へ進んでいるのだろうか? 増え続ける子供の甲状腺癌。 事故当時私はブログで癌になる可能性を訴えた。 その時、いわき市に御親戚がいる面識のない方から「そこに人がいるのだからそういうことを言わないでほしい」とコメントを頂いた。 もちろん、憶測でそうならないことを願っていた。 ヨウ素の被曝を国は隠した。半減期は8日間で一ヶ月もすれば分からなくなる。一刻も早くホールボディーカウンターで内部被曝を調べなければいけなかった。 放射能から遠ざけることもせずに被曝をさせ、隠し・・・。 当事者は安全と危険をどれだけ行ききしたのだろう? 平和ボケと暇な世界がこの国にはある。 足るを知らない、消費せざる負えないこの仕組みはもう止められないのだろうか? 新しいものが眼の前に現れれば、財布の中を見て買えるか?と考える。生み出す、作りだす、のではなく、消費出来るのか?を考える。 そして物は溜まり、捨て、また考える。 その価値観、感覚はすぐに海を越え、持続性のあるもの、文化、伝統、宗教を潰し覆ってしまう。 消費をしない国は消費をする国へと変えてしまう。 科学の力によって作られた新しくて進歩の象徴のような素晴らしい物は最終的には埋めるという最も原始的な方法でしか処理が出来ない。しかも、猛毒となって。 放射能、ダイオキシン、二酸化炭素・・・。 毎日電気を使い、毎日ゴミを出し、毎日車を乗る。 これは他者の責任だと、病気になった子供たちを前に言えるだろうか? 何を学び、何を積み上げた? 私たちの活動、暮らしを紡ぐネットワークは3.11がきっかけに始まった。 全ては深い暗闇から始まっている。 光を探す活動として。 2011年3月11日14時46分 私はこの日を忘れない。そして、この世界に起こっているあらゆる悲しみに向かい合いたい。 お知らせ 暮らしを紡ぐ販売所は4月から再開します。 営業日は土曜日のみに変更になりました。 営業時間は10時~17時 シガセイサクショ×色とリズム 暮らしを紡ぐ草木染展 日時 4月18日(土)19日(日) 10時~17時 場所 暮らしを紡ぐ販売所
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| 2015-03-11 23:27
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